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September 6, 2007

LapTopBattle Tokyo

日記、また1ヶ月以上も空いてしまいましたが。。。
恒例の、先月行ったイベントのご報告から。

8月3日:Station ART Café "Club E" @旧東横線桜木町駅 (写真上)
4000lmのプロジェクター3台を連結。小さなサイズで投射したので贅沢にじっくりと映像を見る環境に。 左の写真では隠れてますが、スクリーンの上に「きっぷ売り場」サインがあるのはご愛嬌です、。

8月6日:Visualux@SuperDeluxe (写真下)
Insector-laboのBronkehazeとVJ REELとのユニット、RAIDSにて出演。
リアルタイムレンダリングのGL映像とムービーファイルの2面連結をシームレスにミックスする新たなスタイルでやりました。このRAIDSという名義は今後も活動していきます。来年リリース予定。





8月11日:Phase 05 In Kyoto@京都Whoopee's 初の京都遠征でした。さすがに体に応えますね〜、。 遠方の方々にやっと映像をお見せする事ができて、良かったです。 昨年の忘年会イベント@AgeHaで一緒だったBetalandと、今回はコラボもしました。これからは遠征も視野に入れて活動していく予定。。
8月18日 PLUS TOKYO@代官山AIR 代官山AIR店長率いるデコチーム「CHIMAERA CRAFT」名義でやりました。縦3面連結に挑戦。 いわゆるクラブにもこういった演出、プロジェクションをドサ周り的にしていきたいところ。
そして、今月のイベントのお知らせです。
LBT1_Front-thumb.jpg

9月12日 LapTopBattle Tokyo@六本木SuperDeluxe
ラップトップを使ったライブのトーナメントイベント。MCにZEN-LA-ROCK、ジャッジとして日本シンセ協会の松竹秀樹さん、シアトルからMerckのDepciktonが来るので非常に楽しみ。スポンサーにあらゆるソフトウェアメーカーの名が連なっていて、優勝賞品もかなり豪華。日記のタイトルにするくらい、お勧めイベントです。

9月14日 Freesscape "The Next Confusion" Special Live!@六本木SuperDeluxe
こちらもスーデラです。2人組ユニットFreesscapeの他に4名ゲストアーティストがいるので、どういう音になるのか楽しみ。バンドや生の音に映像を合わせるのは、やってて楽しいですがなかなか鍛えられます。。

9月16日 X-MIX PRODUCTIONS feat. DJ SNEAK@ 代官山AIR
先月のPLUS TOKYOに引き続き今月もAIRでやります。連休の中日なので、DJ Sneak見に来てください。。

July 28, 2007

Event + Yanokami + xplsv.tv

前回の日記より、1ヶ月以上経ってしまった。。。暑くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか??
さてさて、まずは今月行ったイベントのご報告から。

7日:science club@SuperDeluxe
前フリ(出演者紹介のMC)があったのは初めてで、かつ音のアクトがいない(DJをつけていただいたきました)という、完全に「映像を見ましょう!」みたいな流れで暗転したので、250人を超えるオーディエンスの集中がスクリーンに。。。とても新鮮でした。このDJさんとは3日に桜木町駅の下記イベントにてまた一緒にやります。

20日:IN:FLAME@AIR
大箱でこんなに気持ちよくプレイできたのは初めてでした。1stセットはmoph orchestraと、2ndはRino Cerroneと。
Rinoの時、お客さんでいるようなノリを維持しながら映像をコントロールするのも(4つ打ちで手が動くw)、悪くないなぁと思ったり。

24日:Slide Zone Vol.2@SuperDeluxe
掛川さんと稲葉のまりちゃんと軽くコラボ。打ち合わせして制作してもらった3面ワイドなムービーを再生するといういたってミニマルなスタイルでしたが、肝心のTripleHead2Goの不調により本番直前に3面投影が確認できるというなんとも申し訳ない事態に…、。結果は寺本さんとのダンス+半野田さん、西山さんとの絡みもばっちりで。最近SDLX出現率がやたら高い坂本教授にも高評価を頂いたみたいで、なにより。

それと、こちらはメディア関連。

Rei Harakamiさんインタビュー公開
Traksyにて。矢野顕子とレイ・ハラカミの二人からなるユニット、yanokami(ヤノカミ)発売に関連したインタビューをしました。URLも変わり、traksy登場当時が懐かしくなるこの頃ですが、相変わらずぼちぼち書いてます。

xplsv.tvにて本日Featured
ちょうど今メールが来たのでお知らせしますが、今日の1日xplsv.tvのTOPバナーが僕の映像になります。このサイトは以前の日記にも書きましたが本当にうまいことやってるモーショングラフィックスのポータルサイトで、アクセスがどれくらいくるかが楽しみ。日記に書くほどの出来事ではないのですが、個人的に好きなサイトなのです。

xplsv_221.jpg


そして、来月のイベントです。

3日:Station ART Café "Club E" @旧東横線桜木町駅
YOKOHAMA EIZONE2007関連イベントで、桜木町駅にてVJ。4000lmのプロジェクター3台を連結させます。3台をSDLX以外で連結させるのは初なので、楽しみ。

6日:Visualux@SuperDeluxe
こちらはInsector-laboのBrokenhazeとVJ REELとのユニットで初登場。2面ワイド+1面カーテン投影で行く予定。

11日:Phase 05 In Kyoto@京都Whoopee's
ついにPhaseが遠征します。IN:FLAME@AIRのMMM,Flapper3もそうでしたが、今回も大御所Betalandと共演するので、気合入ってます。OFFが1日あるので京都のお勧めスポットを是非教えてください~。

June 13, 2007

Intensity with Jitter capture Test

久しぶりの日記だというのに実にテクニカルなお話を。。。引越し関連は最後の方にちらりと…。

Black Magic Design社のHDMIキャプチャボード、Intensityのテストです。
HDMI端子の入力ができるキャプチャボードで、WindowsかMacProのみの対応という事でまだまだ敷居は高いですが、安価な値段で放送局並みの画質でキャプチャできるというのは非常にうれしいですね。なぜ局並みなのかというと、HDMIでキャプチャするメリットの一つとして、カメラの性能を超えた画質でキャプチャできるという点があります。これは、HDMI端子から出力される映像は、カメラという小型の筐体で記録するためのHDDやプロセッサなどの制限を超えた、「圧縮前(SONY HDR-SR1の場合AVCHDですね)」のデータで記録できるからです。今や民生機でもレンズやセンサは業務機レベルのものを積んでいる、という訳です。なので記録媒体(MacProですね)を強化してあげれば高画質HDキャプチャも安価に実現できる、という。ただメーカーの言う「安価」はどれも一番の大物(こちらもMacProですね)を含まないのであれですけど。。

:試しにキャプチャしてみた画像がこちら。MacPro クアッドコア Xeon 2.66Ghz、メモリ5G、SATA接続の標準&内蔵HDDでもフォトJPEG、DVCPRO HDの圧縮をかけてあげれば問題なくキャプチャできました。
圧縮をかけた方が問題ないというのは変な気もしますが、この場合問題になっているのはあくまでHDDのアクセス速度のみ、ということなんですね。圧縮後の画質も問題ない感じです。
1920×1080でmpeg2とかではなくてmovなので、容量はさすがに大きいですが…、。

:さらに、Jitter使いにも嬉しいメリットがあります。
HDMI端子は、おなじみディスプレイ出力のDVI端子の親戚にあたる端子なので(DVIの小型&音内蔵モデル、家電向け端子とでもいうのでしょうか。。)、アダプタを使えば容易に変換する事ができるのです。


MacBookPro 15inch 2.33GhzモデルのRADEON X1600 のアウトをMac ProのIntensityにつなげばMBP側のMac OSが「BMD Intensity」という外部ディスプレイとして認識し、解像度の設定もばっちりで、特に特殊な設定はいらずに無事キャプチャできました。HDのOpenGLを負荷ゼロでさくさくと記録できるのは気持ちがいいですね。
そうやって制作したHDムービーを一部公開。1920×1080,DVCPRO HDで記録後、852×480,h.264圧縮にしています。
1280×720のものもダウンロード可能になってますので、画質を確認したい方は是非。

:引っ越しも終了です。
フルタイム勤務にも慣れたので、ぼちぼち制作も。。。
ピストバイク乗りも居たくらいチャリにはうるさい職場ですが、、見栄は張らずにRover city bike 206を購入。
なんだかんだ、長持ちの秘訣は見た目が結構大事ですよね~。

:イベント3連発のお知らせ。
次回の日記がいつになるかわからないので、詳細はHPにて更新していきます、、新作、間に合えばいいのですが…、。

6/23 Summer Time XXX at 六本木 Super Deluxe
7/7 Science Club at 六本木 Super Deluxe
7/20 IN:FLAME at 代官山 AIR

May 9, 2007

Download Patches renewal !!! + α

:HPのDownload Patchを一挙に3つ更新しました。
昨年の8月から10ヶ月間、ついに3000ダウンロードを突破!した記念です。
今回のパッチを作るきっかけ(+中身も)をくださった徳井さん、ありがとうございます。


221.window (某niceなplayerのインターフェースを再現)
sample_map_maker (サンプルマップのファイルを作成)
sample_mov_player (上記の映像版。手軽に映像が確認できる)

あ、操作方法とかわからなかったらメールください。。


:さて、ヨコハマEIZONEワークショップも内容が固まってきました。講師陣も久々に勢ぞろいするので、贅沢にやれそうです。

:日記的な話で、今月引っ越します。新たな転機を迎えます。。
東京です。新宿御苑の東です。越したらまた改めて。

April 23, 2007

Studio Open! + TMUG Presents "anything"

SuperDeluxeのスタジオが稼動開始しました。といってもまだ部屋借りて荷物を運んだだけという状態ですが…、。

同じビルの3階の部屋なので、内線が使えるというのがすばらしい。ともかく、これまで大量に記録されたライブ音源や映像を編集するためのスタジオです。
マネージャーのマイクさんはとっても機材好きなので、何かと新製品をいじれるのはうれしいのですが、互換性に困ることが度々、。
下記は簡単な説明ですが、詳細はリンクから飛んでいってもらうとして、実現可能だということがわかるだけでも、と。
techな話ですが、スーデラはこんな機材でイベントを収録しているのですよ、ということだけでも伝わればいいな、と。

TOSHIBA RD-X6に保存されたデータは?
RDServiceを使ってEthernet経由で吸出し。
SONY HDR-SR1のAVCHDフォーマットは?
VLCにて読み込み後、書き出し。(ただ、カメラからのデータ取り込みはWindows on Mac Pro with BootCampでOK。なかなか頑張ってます。)

しかしながら結局どちらもターミナルから操作しないとならないので、なかなかスタッフ皆で共有する方法としてはいかがなものか…、。


さて、下記告知です。
徳井直生さん主催のTokyo Max User Groupのイベントを企画させていただきました。
会場側の都合や、持ち時間の関係上、出演者全員がMaxユーザーというわけには行きませんでしたが、ユーザーが集う交流ラウンジとしての場を提供できればと思ってます。


Tokyo Max User Group Presents "anything"
2007/04/28 at Roppongi SuperDeluxe
open 18:00 start 19:00 end 24:00
charge free!!!

LIVE: freesscape , moph orchestra(moph records) , BATACO , SASaKI HIROaKI
DJ: DJ ahimsalove , DJ Ryu Konno
VJ : Masato TSUTSUI , Voice.zero

April 1, 2007

artbot_mai@belgium

belgium_antwerp_1-thumb.jpgbelgium_antwerp_2-thumb.jpg
belgium_market.jpg

写真左上:オフでアントワープに。
「展示を一緒にした相方の彼女の実家」に泊まりに行った時の写真。彼女の母は服やら家具のデザイナーということで、それっぽい本や家具が沢山ありました。
写真右上:シャワールーム。日の光が作り出す色ってとっても美しいですね。
太陽の高さが日本と違って低いので、生活に与える影響が半端ないです。
写真左下:同僚に頼まれた買い物をしに早起きしてのみの市へ。
ガイドブックの「交渉は半値から」を便りに悪くない値段でなかなかの物をゲット。

:ベルギーでのワークショップ、会場に訪れた参加者はそんなに多くはなくていつも通りできたのですが、オンラインでファイル共有やら映像のストリーミングがしっかりしていて、進行をオンラインに合わせたりオンライン上でデバッグするのとか大変でした。かなり新鮮で面白かったです。そんなオンライン参加者のブログを発見。普段はLinuxでオープンソースしか使わないという、いかにもな人の言葉は一番自信がつきます。


さて、ワークショップだけじゃありません。今回のベルギー行きの本当の目的、インスタレーションのお話。
こちらのレポートページにある写真と併せてご覧ください。

今回はカメラからの映像を使った(動きを検出した)インタラクティブなインスタレーション。
プロジェクターから映し出される映像を映えるものにするためには会場を暗転状態に近づけるのが重要な訳ですが、暗転状態で人の動きをカメラでとらえるのは非常に困難です。最低被写体照度とかって言います。
そこで、最低照度の低いモノクロの産業用カメラ(PointGrey社のFireFlyMV)を使用しました。


しかし、今回は天井から床面に投射、さらに途中2.2mの高さに天吊りで半透明のスクリーンがあるという事で、投影した映像をカメラが捉えてしまう、フィードバックが起きてしまいます。
そこで、赤外線透過フィルター(IRフィルター)で赤外線以外のもの(プロジェクターの光など、可視光線全般)をフィルタリングし、スクリーンのフレームを赤外線投射LEDで縁取り、鑑賞者に赤外線を投射することでカメラで人の動きだけを捉える事が可能になります。


以上がハードウェアなセットアップです。イントレで安全帯無しで8mの高さに上がったのは人生初かもです。。ソフトウェアな映像に関しては、今までの経過を見ていただければと思います。相方のjuniorは色彩が強いのが嫌いなので、実際はほぼモノクロでしたが…。
Max/MSP/Jitterのパッチは、こちらでダウンロードすることができます。


…今日はパフォーマンスでした。ブリュッセルのローザスのダンス学校に通っている知り合いが来てくれて、久しぶりの日本語に舌鼓を打ちつつ。明日は撤収後、久しぶりの観光へ、。あさっての便で帰国です。今度は36時間かけて日本に帰ります…、。。