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Intensity with Jitter capture Test

posted: June 13, 2007

久しぶりの日記だというのに実にテクニカルなお話を。。。引越し関連は最後の方にちらりと…。

Black Magic Design社のHDMIキャプチャボード、Intensityのテストです。
HDMI端子の入力ができるキャプチャボードで、WindowsかMacProのみの対応という事でまだまだ敷居は高いですが、安価な値段で放送局並みの画質でキャプチャできるというのは非常にうれしいですね。なぜ局並みなのかというと、HDMIでキャプチャするメリットの一つとして、カメラの性能を超えた画質でキャプチャできるという点があります。これは、HDMI端子から出力される映像は、カメラという小型の筐体で記録するためのHDDやプロセッサなどの制限を超えた、「圧縮前(SONY HDR-SR1の場合AVCHDですね)」のデータで記録できるからです。今や民生機でもレンズやセンサは業務機レベルのものを積んでいる、という訳です。なので記録媒体(MacProですね)を強化してあげれば高画質HDキャプチャも安価に実現できる、という。ただメーカーの言う「安価」はどれも一番の大物(こちらもMacProですね)を含まないのであれですけど。。

:試しにキャプチャしてみた画像がこちら。MacPro クアッドコア Xeon 2.66Ghz、メモリ5G、SATA接続の標準&内蔵HDDでもフォトJPEG、DVCPRO HDの圧縮をかけてあげれば問題なくキャプチャできました。
圧縮をかけた方が問題ないというのは変な気もしますが、この場合問題になっているのはあくまでHDDのアクセス速度のみ、ということなんですね。圧縮後の画質も問題ない感じです。
1920×1080でmpeg2とかではなくてmovなので、容量はさすがに大きいですが…、。

:さらに、Jitter使いにも嬉しいメリットがあります。
HDMI端子は、おなじみディスプレイ出力のDVI端子の親戚にあたる端子なので(DVIの小型&音内蔵モデル、家電向け端子とでもいうのでしょうか。。)、アダプタを使えば容易に変換する事ができるのです。


MacBookPro 15inch 2.33GhzモデルのRADEON X1600 のアウトをMac ProのIntensityにつなげばMBP側のMac OSが「BMD Intensity」という外部ディスプレイとして認識し、解像度の設定もばっちりで、特に特殊な設定はいらずに無事キャプチャできました。HDのOpenGLを負荷ゼロでさくさくと記録できるのは気持ちがいいですね。
そうやって制作したHDムービーを一部公開。1920×1080,DVCPRO HDで記録後、852×480,h.264圧縮にしています。
1280×720のものもダウンロード可能になってますので、画質を確認したい方は是非。

:引っ越しも終了です。
フルタイム勤務にも慣れたので、ぼちぼち制作も。。。
ピストバイク乗りも居たくらいチャリにはうるさい職場ですが、、見栄は張らずにRover city bike 206を購入。
なんだかんだ、長持ちの秘訣は見た目が結構大事ですよね~。

:イベント3連発のお知らせ。
次回の日記がいつになるかわからないので、詳細はHPにて更新していきます、、新作、間に合えばいいのですが…、。

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7/20 IN:FLAME at 代官山 AIR

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