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artbot_mai@belgium

posted: April 1, 2007

belgium_antwerp_1-thumb.jpgbelgium_antwerp_2-thumb.jpg
belgium_market.jpg

写真左上:オフでアントワープに。
「展示を一緒にした相方の彼女の実家」に泊まりに行った時の写真。彼女の母は服やら家具のデザイナーということで、それっぽい本や家具が沢山ありました。
写真右上:シャワールーム。日の光が作り出す色ってとっても美しいですね。
太陽の高さが日本と違って低いので、生活に与える影響が半端ないです。
写真左下:同僚に頼まれた買い物をしに早起きしてのみの市へ。
ガイドブックの「交渉は半値から」を便りに悪くない値段でなかなかの物をゲット。

:ベルギーでのワークショップ、会場に訪れた参加者はそんなに多くはなくていつも通りできたのですが、オンラインでファイル共有やら映像のストリーミングがしっかりしていて、進行をオンラインに合わせたりオンライン上でデバッグするのとか大変でした。かなり新鮮で面白かったです。そんなオンライン参加者のブログを発見。普段はLinuxでオープンソースしか使わないという、いかにもな人の言葉は一番自信がつきます。


さて、ワークショップだけじゃありません。今回のベルギー行きの本当の目的、インスタレーションのお話。
こちらのレポートページにある写真と併せてご覧ください。

今回はカメラからの映像を使った(動きを検出した)インタラクティブなインスタレーション。
プロジェクターから映し出される映像を映えるものにするためには会場を暗転状態に近づけるのが重要な訳ですが、暗転状態で人の動きをカメラでとらえるのは非常に困難です。最低被写体照度とかって言います。
そこで、最低照度の低いモノクロの産業用カメラ(PointGrey社のFireFlyMV)を使用しました。


しかし、今回は天井から床面に投射、さらに途中2.2mの高さに天吊りで半透明のスクリーンがあるという事で、投影した映像をカメラが捉えてしまう、フィードバックが起きてしまいます。
そこで、赤外線透過フィルター(IRフィルター)で赤外線以外のもの(プロジェクターの光など、可視光線全般)をフィルタリングし、スクリーンのフレームを赤外線投射LEDで縁取り、鑑賞者に赤外線を投射することでカメラで人の動きだけを捉える事が可能になります。


以上がハードウェアなセットアップです。イントレで安全帯無しで8mの高さに上がったのは人生初かもです。。ソフトウェアな映像に関しては、今までの経過を見ていただければと思います。相方のjuniorは色彩が強いのが嫌いなので、実際はほぼモノクロでしたが…。
Max/MSP/Jitterのパッチは、こちらでダウンロードすることができます。


…今日はパフォーマンスでした。ブリュッセルのローザスのダンス学校に通っている知り合いが来てくれて、久しぶりの日本語に舌鼓を打ちつつ。明日は撤収後、久しぶりの観光へ、。あさっての便で帰国です。今度は36時間かけて日本に帰ります…、。。

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