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Dance and Media Japan Archives

Maxオデッセイ + Service Patch発売
& Gainer導入

posted: October 14, 2006

Maxオデッセイ 発売


maxodyssey.gif ついに発売となりました。2001年に発売され、Maxユーザーのバイブルとまで言われる[トランスMAXエクスプレス]の続編&改訂版。ついに登場します、OSXのスクリーンショットに、Jitterのリファレンス。
サポートサイトもとても充実していて、そこからダウンロードできる書籍用のパッチブラウザは一見の価値ありです。
余談ですがprocessingも商業ベースに乗ってきてるし本もでるし、ここいらで一気に広がっていければなーと。
そして、本書65ページにご注目ください!ほぼ同時期の発売となった、下記サンプルプログラム集についてのページです。活動のアウトプットが活きているということが確認できて、嬉しい限りです。説明とパッチのスクリーンショットが掲載されています。

Service Patch発売

Max/MSP/Jitter購入時に同梱されている、著作権フリーの音&映像のサンプルプログラム編に加え、マイクやキーボード&マウス、DVカメラなど外部とのインタラクションを主としたインタラクション編を盛り込んだ全19パッチ。

制作終了から発売までに長い時間がかかってしまうという、一種逃れられない生産ラインに乗ってしまったような気がしますが、無事発売となりました。ワークショップ参加者さんは既におなじみかもしれませんが、記念や投資の意味をこめてMaxオデッセイのように3つ買ってやってください笑
VJ活動中、イベントによっては会場にて販売することもあると思います。

Gainer導入レポート
http://gainer.cc/

上記URLから飛べるshopにてモジュールのキットが買えますが、初台ICCでキットの完成版を販売しているので、そちらを購入するとその手間が省けます(どちらで購入しても組み立て方法が書いてある説明書が同梱されています)。
言ってしまえば、半田ごて要らずでセンサーを使い始められます。

以前よりワークショップで扱って欲しい部類に各種センサーとの要望が強かったため、特に使う予定はなかったのですが思い切って購入し、実験してみました。これまでのワークショップ参加者さんのために、下記にその流れを記しておきます。
ちなみに、これまで電子工作の経験は皆無だったので用語などの認識が違う箇所があるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。



gainer2.jpg

購入したもの
Gainerモジュールキット(完成版)at 初台ICC(Inter Comunication Center) ¥9800
ブレッドボード+ジャンプワイヤのセット(言わずと知れた秋月電子@秋葉原) ¥700
浅草ギ研の3軸加速度センサ(こちらも言わずと知れた千石電商@秋葉原) ¥4500
11月8日追記:
(ブレッドボードは写真のひとつのブロックが6つのタイプではなく横幅が長いサンハヤト社のものが使い勝手がよいらしいので、そちらの購入をオススメします。そして、やはり3軸加速度センサはもっと安いモデルがあるそうです…、。詳しくはコメントをご覧くださいませ。)
手順
1:ドライバ+Max/MSP/Jitterの[gainer.io]オブジェクトをサイトよりインストール。

2:USBでgainerを接続
ここで問題なく認識されたらgainer内部に取り付けられている接続確認用の赤色LEDが点灯します。またこの時点で、[gainer.io]オブジェクトのヘルプパッチからgainer内部に取り付けられているボタンやLEDを使ってMaxとgainerとの入出力を確認することもできます。

3:ブレッドボードを使って様々なセンサーの接続
今回は3軸加速度センサーを取り付けるため、ブレッドボードにgainerを取り付け、センサーを取り付ける。(写真の具合になりました。)
USBからの電力をgainer→ブレッドボード→加速度センサまでジャンプワイヤで接続。+5v、GND共に2セット=4本。
加速度センサが重力を元に検知する動的加速度or静的加速度を基に出力する電圧をgainerのアナログ入力にジャンプワイヤで接続。(x軸、y軸、z軸の計3本。比較的長い全部黄色のやつです。)

これで[gainer.io]のアナログ入力(ain)1-3から数値を得ることができます。後は変化させたい音、映像、その他もろもろにつなげて終わりです。


半田ごて要らずで簡単にセンサーを導入できるようになってきたのは、シーンの活性化にとっては非常に強力なのではないかなと思ってます。
距離、温度、光度、衝撃、などなどセンサーのバリエーションを増やしていって、ワークショップでご紹介していきます。

Phase&mpw終了+her event

posted: July 16, 2006
:昨日のPhase、お疲れ様でした。
B2階の液晶テレビとフロアー、ステージと環境の全く異なる3面それぞれに映える映像を目指して奮闘。1年半ぶりに会った友人と飲み交わしつつ、踊りつつノリノリでプレイ。
ライブハウススタイルのハコだったので、楽屋やら舞台袖のブースで座って楽しんでたら、VJのみんなはセッションしてるのかな、って思われた方が結構いるみたい。ノリノリなフランス人と神経質な日本人のユニットってどうなんでしょう。SuperDeluxeで10月に、という話がちらっと。使用オンリーとはいえ、どちらもJitterユーザーだったのには驚きでした。

という訳で恒例の、新作のスクリーンショットをHPとフォトアルバムに掲載。

mai_pointsmai_points
morishita :今日+今週でワークショップ+カンファレンス@森下スタジオ、Media Farmの3つが終了。 今回の作品制作論はシステム的な話だけでは説明しきれないのですが、制作したのはグリッドに分けられた9つのセルのステージ上、天井からカメラを吊るしてダンサーの動きの量を解析して数値化、各セルや全体の総数を元にサウンドや映像にフィードバックを、というもの。
IAMASで現在行われているMaxユーザーが長年待ち望んでいるプロジェクトの進行状況を聞けたり、こういったマニアックな話のできる比較的近い年齢の皆で深夜まで談話したりと、充実したイベントでした。 月曜から土曜まで毎日Jitter漬けなイベント続きで、さすがにお腹いっぱいな感じです、笑

:来週は土曜日に青山LOOPでDJぷりぷり君のPANK-VOICEに映像で参加。ムサ美+ONZO時代の友人を含む7人でセッション。ノイズ、声、ラッパ(?)、シタール、ドラム、ピアニカ、映像。どうなることやら。

traksy - cubic music & spekk配信開始

posted: April 7, 2006

traksy - cubic music & spekk配信開始
cubic_spekk.jpg
日本を代表するエレクトロニカレーベル「PLOP」オーナー、mondiiが海外のアーティストを中心としたリリースを行うレーベル「spekk」と、様々な名義で世界中で活躍しているアーティスト、keiichi sugimotoが運営するレーベル、「cubic music」の音楽配信を開始しました。

20タイトル合計、133曲です。がっつりです。。
(配信アーティスト一覧:William Basinski + Richard Chartier,Mokira,wonderland falling yesterday,Boca Raton,No.9,Tim barnes & Glenn Kotche duo,Taylor Deupree,World's end Girlfriend,Piana,gnu,four color,Samurai Jazz,z_e_l_l_e,John Hudak,Kyo Ichinose,minamo)

記事作成においてお世話になった方々、本当にお疲れ様でした。目標より1週間程延びてしまいましたが、後はなんとかなりそうです。

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さて、最近はイスラエルのダンスカンパニー、バトシェバ舞踊団のダンサーであり音、映像も制作するマルチなアーティスト、オハッド・フィショフ×NEST石山雄三の公演の準備をしています。
http://www.dance-media.com/danceandmedia/israel.htm

今回の見所はやっぱりこのオブジェですかね。発色ホントいいなぁ。
ネタばれ要素も盛りだくさんですが、制作状況はこんな感じ。

オープニングが10日で、12、13日と公演です。
六本木P−HOUSEはかなりおしゃれなギャラリーなので、それだけでも来る価値ありですよ。

Ujino and the Rotators

posted: January 15, 2006

“サウンド・スカルプチャーによるエキジビション”
『Ujino and the Rotators』 宇治野宗輝

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1月20日から22日にかけて、ミヅマアートギャラリー所属の現代美術作家、宇治野宗輝さんの公演の映像をやってきます。なにやら改造したターンテーブルを使って車のヘッドライトを操作するとのこと。CCDカメラなど合計10台近いカメラを使って作品を中継します。

http://www.dance-media.com/ujino.htm

それと、Media Farm 第8期も準備中。
For VJsということで、Quartz Composerを使った映像制作と、Max/MSP/Jitterを使ったVJソフト作りに勤しむ予定。

最近宣伝とかその類の日記ばっかり書いている気がします。(もはや日記ではないよ、という気もしますが)mixiが巨大なコミュニティすぎて、私的な事が書けなくなってしまってますねぇ…。どうしましょう。

Dance Forum&東京芸術見本市

posted: September 16, 2005

9月前半の大仕事が終了!

13日のダンスフォーラムが無事終了し、14,15日で東京芸術見本市での技術仕事も終わり、やっと一息つけます、。
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ダンスフォーラムは、海外から23名、17ヶ国のダンサー、メディアアーティストを招いて一週間のワークショップで作品を作るという企画。主催はアジア欧州基金(ASEF)で、事務局をDMJで行なったのでした。政治的な問題の対応なんて無理!
ものすごい疲れたけど、やっぱり楽しかったです。急遽、海外アーティストと同じホテルに泊まることになったりとか。

芸術見本市では、どらビデオのリハーサルが見れたり、ソナーフェスティバルのディレクターのエンリクパラウさんにお会いできたりとか、かなり充実しました。
知り合いにたくさん会ったのがなんとも言えないところですね、。

さて、日曜からはまたワークショップの日々ですね。
プレゼン資料もばっちり作って、早く取りかからねば、。

YCAM⇔森下スタジオ!?

posted: August 10, 2005

始まりました。建築・サウンド・パフォーマンスワークショップ。

都内での会場は、江東区は森下にある、森下スタジオ。無事MAXのレクチャーも終わり、一安心というところ。後は下田で発表する作品の製作を頑張らねば。
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10月頭に青木孝允さんがここでフランスのコンテンポラリーダンサーとの公演を行なう(http://www.aokitakamasa.com/indexes/index.2005.sched.html)ということで、なかなか嬉しい。
その公演の制作を9月に山口情報技術センター(YCAM)で滞在制作するとの事で、10月に滞在制作するPost Theater(Dance and Media Japanが日本でのプロデュースをしているカンパニー)はその次ってことになるのでしょうか。惜しい。ちょっとでも重なってほしかったなぁ。

あ、でもPost Theaterの森下スタジオワークショップも10月頭なので、もしかしたらこっちで重なってるかも…??
http://www.dance-media.com/ws_page/posttheater_ws.htm

この二つの会場を回るのって多そう。今後が楽しみです。
写真は左から、森下スタジオ、ワークショップ準備風景、YCAM。